
木を持ってきてくれたら買い取る仕組み
平成29年度に那賀町にて「木の駅」実証事業を行います。木の駅とは、間伐材や林地残材を地域通貨(商品券)と交換し、地域内の登録商店で消費することにより、素人も玄人も一緒に「山と地域を元気にしていこう」という取り組みで、全国60以上の地域でも行われています。
事業の目的
・森林の整備推進、集落周辺の山地環境改善の促進
・商品券による地域経済への貢献
・小規模・副業的自伐林業の育成、素材生産量の拡大
かかわりかた
・出材者: 材の搬出、所有する山林の管理と併せて、地域通貨(商品券)を獲得
・購買者: 木製品の原材料として材を購入する(那賀ウッドなど町内木材加工事業者)
・商店主: 店舗の広報、新規顧客獲得のチャンス
・運営者: 山と人をつなげます(木頭すぎバイオマス利活用推進協議会、商工会など)
出材方法
本年度の実証に使用する「木の駅」集積場は、木頭森林組合本所前の春森土場(那賀町大戸字春森36)です。
1.木材の規格
・ 針葉樹、広葉樹(樹種を問いません)
・ 材のしっかりしたもの(枝はらいしたもの、曲がりOK)
・ 長さ50~400センチ
・ 末口 5センチ以上
2.出荷方法
・ 木頭森林組合窓口で計量を行い、計量表を受け取る
・ 森林組合春森土場に並べる。異なる樹種がある場合は分ける
・ 山主と異なる者が出荷する場合は、山主の承諾を得なければならない
・ 今回の受付期間は、平成30年2月28日までとします
3.換金方法
・ トンあたり5,000円を目安にしています
・ 計量伝票により森林組合窓口で現金を受け取る
・ 換金額の半分は地域通貨「那賀もり券」としてお支払いします
那賀町内の登録店
町内のたくさんの商店でご使用頂けます!
徳島新聞にも掲載
木材の多様な活用推進に向け、加工事業者として精一杯取り組んで参りたいと思います。
宜しくお願い致します。