食べてヨシ、使ってヨシのたけのこ(竹粉)

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徳島県はたけのこ全国5位のタケノコ名産地です。

一昔前までは、全国1位の生産量を誇っていた徳島県産タケノコ。今もタケノコ生産は盛んで、あちこちの竹やぶでタケノコ堀が行われています。

掘りたての新鮮なタケノコは、刺身でもいけるし、もちろん湯がいてホクホクシャキシャキと楽しむのも王道ですよね。

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今年も新鮮タケノコがたくさん採れました

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さっそく水煮していただきます

 

良質なタケノコには、適切な竹林管理、竹の間伐が欠かせません。

なぜ竹を間伐するのかというと、竹林に適度な感覚がある方が、陽当たりや根張りが確保でき、土中の栄養分の競合も過度に起きないので、おいしいタケノコが育つという訳です。スギの間伐と似ていますね。

問題は、間伐した竹材がしっかり活用される仕組みが無いと、切ったままその場に放置されたりと、逆に竹林の環境が悪くなったりする原因になります。これは何とかしたいですね。

 

竹の有効喝を考えるベンチャー企業「バンブーケミカル研究所」。

竹はもともと、竹細工などの伝統工芸にも使われていますが、それだけでは間伐材をフルに有効活用することができません。

しかし、竹の成分は実は様々な用途に応用することができる性質があり、バンブーケミカル社さんはその点をうまく研究開発・商品製造されています。

例えば、竹粉は土壌改良剤などに使用したり、乾燥後に工業製品などの原料として利用したりしています。

那賀ウッドも同社と共同研究をさせて頂き、良質な竹粉製造技術や管理方法、用途開発などのお手伝いをしています。

 

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間伐された竹材

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バンブーケミカル社製竹粉製造機

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様々な用途に使用可能な竹粉

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